13.夕颜
君と出会った日に
とてもうれしくて仆は
おひさまのよくあたる场所に
ちいさな种(たね)ひとつまいた
眩しい明日を胸に
二人はこいびとになり
名前だけで呼び合う顷に
ちいさな芽(め)颜を出した
归り道自转车で
なびかせた笑い声
夕烧けの向こう顷へ
届くかなぁ
届くだろう
君のために仆は步き
そしてきらめく花になる
たとえ远く离れてても
仆が君のそばで咲いているよ
二人会える时が
とても少なくてこのまま
时计の针(はり)が止まればいいと
そっと手を握りよせた
すれ违う日常で
しおれそうな花束(はなたば)へ
この胸に溢れそうな
思いを今
そそぶから
君のために仆は步き
そしてきらめく花になる
たとえ闇が君を包みひとりうち震える时も
仆は君のそばで笑うあの夕颜になりたい
どんな时もどんな场所でも
仆は 君のそばで
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